脳卒中治療ガイドライン2021〔改訂2025〕

販売価格: 8,800円(税込)
商品詳細
2022年1月から2023年12月までの2年間に発表された論文のうち「レベル1のエビデンス」「レベル3以下だったエビデンスがレベル2となっていて、かつ、特に重要と考えられるもの」を採用する方針で、該当する項目(140項目中52項目)を改訂しました。
主な改訂点
「改訂のポイント」を新設
担当班長・副班長がまとめた「改訂のポイント」を各章の冒頭に新設しました。前版から改訂した箇所や改訂の経緯などについて把握する際に、ぜひご活用ください。
近年の知見をタイムリーに・広範囲に反映
各疾患の治療選択肢として登場したGLP-1受容体作動薬や抗アミロイド抗体治療薬に対する知見、諸々の背景を持つ患者さんへのDOAC(直接作用型経口抗凝固薬)や抗血小板薬による治療の知見、日進月歩ともいえるMT(経動脈的血行再建療法)の臨床研究成果など、近年の知見を反映した改訂を行いました。
文献検索
前版以降の2022年1月から2023年12月までに発表された文献を新たに対象として検索しました。この範囲外の文献でも、特に重要な内容と認めたものは、委員会として妥当性を検討したうえでハンドサーチによる文献の追加を行いました。
エビデンスレベルと推奨度
Oxford Center for Evidence-Based Medicine 2011のLevels of Evidenceを用いて引用文献のエビデンスレベル設定を行い、すべての引用文献にエビデンスレベル(1〜5)を示しました。推奨文には推奨度(ABCDE)と、エビデンス総体レベル(高中低)を示しました。推奨度は、エビデンス総体レベルの強さ、「益」と「害」のバランス、患者の価値観などの影響、コストや医療資源の問題を考慮して、総合的に決定しました。
目次
I 脳卒中一般
II 脳梗塞・TIA
III 脳出血
IV くも膜下出血
V 無症候性脳血管障害
VI その他の脳血管障害
VII 亜急性期以後のリハビリテーション診療
■ 付録
商品詳細
著者 | 一般社団法人日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会 |
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出版社 | 協和企画 |
発刊年 | 2025年09月 |
ISBN | 978-4-87794-241-0 |
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