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はじめての脳波トリアージ

はじめての脳波トリアージ

販売価格: 6,380円(税込)

商品詳細

一見すると難しく,専門医の検査と思われがちな脳波について,チェックするポイントを2つだけに絞り,緊急性のある脳波のパターンを拾い上げて即座に治療方針を決める2ステップの判読法=“脳波のトリアージ”をスッキリ学べる入門書.Antaa Slide Award 2021を受賞した著者が,背景活動×てんかん性の所見で脳波を切り分け,意識障害の鑑別を最速化する鑑別のコツを伝授.ICUでの強力な武器を身につけて,目指せ!デキるレジデント!

【目次】

本書を読み始める前に 
アブストラクト2ステップでの脳波トリアージ 
 1.脳波のトリアージ 
 2.脳波には2種類の判読方法がある 
 3.脳波でわかることは2つだけ 
 4.脳波トリアージによる4つのパターン 
 5.脳波トリアージ 
 6.救急脳波の目的 
 7.spikeと背景活動の判定 
 8.脳の中心は10Hz 
 9.アルファ波の見つけ方 
 10.もっと簡単にアルファ波を確認する方法 
 11.脳波トリアージの予備練習 
 12.脳波トリアージのまとめ 
  
入門編 
第1章 まずは波の「形」から入ろう 
 1.波形の名前と形─速い波と遅い波,高い波と低い波 
第2章 spikeを攻略する 
 1.形から入るspikeの覚え方 
 2.背景活動の捉え方 
第3章 背景活動を味方につける 
 1.背景活動の判定 
第4章 最強ツール「DSA」を使いこなす 
 1.DSAで何がわかるのか? 
 2.DSAでみる覚醒と睡眠 
 3.DSAのバンド状パターンは後頭部優位律動(PDR) 
 4.DSAのロジック 
 5.カラースペクトラム(振幅) 
 6.覚えておきたいDSAの正常パターンは2つ 
 7.30分間のDSA変化(覚醒から睡眠) 
 8.意識障害時のDSA判読 
 9.正常な背景活動 vs. 意識障害のDSA 
 10.意識障害時のDSA   
第5章 はじめての「脳波トリアージ」  
 1.意識障害の脳波トリアージの練習 
  
応用編 
第6章 もう迷わない! トリアージしたその先の判断 
 1.意識障害の脳波は2種類だけ 
 2.意識障害の脳波診断の5ステップ 
 3.2つのステップで発作リスクを判定 
 4.ICUでNCSEを見逃さないために 
第7章 意識障害にワンランク上のアプローチ 
 1.ictal-interictal continuumとは 
 2.治療方針を決めるうえで参考にしたいこと 
第8章 症例トレーニングで自信をつける 
 脳挫傷後の症候性てんかん 
 頭部外傷後のてんかん重積状態 
 敗血症でICU入室後の意識障害 
 脳梗塞後の一過性の意識障害─DSAでNCSEを時短診断 
 頭部外傷後の発作の群発

商品詳細

著者 音成秀一郎
出版社 南江堂
発刊年 2024年02月
ISBN 978-4-524-23272-7
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