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顔面の美容外科Basic & Advance(PEPARS no. 195 <増大号>)

顔面の美容外科Basic & Advance(PEPARS no. 195 <増大号>)

販売価格: 6,600円(税込)

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商品詳細

容外科の“今”と“最先端”が見えてくる!
顔面の美容外科、押さえるべき“Basic”と、最先端を走る今まさに“旬”の美容外科医が実際に行っているAdvance techniqueがもりだくさん!

 

総 論
厚生労働科学研究から見えてきた顔面美容外科の特殊性―顔面の施術が多い理由とインフォームド・コンセント―大慈弥裕之
学会による美容医療統計及び厚生労働科学研究による合併症等の調査から見えてきた,我が国の顔面美容外科の特殊性について解説した.日本(東アジア)人における眼瞼形態の特徴や,美容と表情に及ぼす影響について考察した.
上眼瞼
眉毛下皮膚切除術―眉下切開・眉下リフト―安嶋康治
本法を「成功」させるためには,適切な切開デザインの設定や丁寧な手術操作はもとより,手術適応の判断や患者とのイメージの共有など,手術に至るまでの筋道を立てることが極めて重要である.
埋没式重瞼術の基本と私の方法:一糸皮膚挙筋多交叉法
小川英朗ほか
埋没式重瞼術に求められるものやその分類,近年のトレンドを述べたのちに,持続性やデザイン性,抜糸の容易さなどから筆者が行っている一糸皮膚挙筋多交叉法について記載する.
左右差を減らすための切開式重瞼術のパラメータ調整中村 優
美しい重瞼術の要素の1つとして左右の対称性に着目した.重瞼ができるメカニズムから紐解き,重瞼の左右差を減らす工夫と術中左右差が出た時の調整法,考え方について説明する.
挙筋腱膜前転による二重形成術朝日林太郎
二重形成においても修正においても,挙筋前転術はしばしば有効な治療法の選択肢となる.良好な結果を得るために,手術中に注意するべきいくつかのポイントや工夫を示す.
目頭切開(内眼角形成術)藤本卓也ほか
当院で行っている目頭切開(内眼角形成術)について,その手術計画にあたっての注意点および手技の詳細について詳説する.
下眼瞼
経結膜脱脂と脂肪注入のコンビネーションによる下眼瞼形成孫 駿一郎ほか
目の下のクマにも様々な種類が存在する.経結膜脱脂と脂肪注入の併用は多様な悩みに対するアプローチとして広く適応し,有用性が高い.これらの実際について筆者の経験を踏まえて報告する.
瞼裂の外下方への拡大を目的とした外眼角形成術塩崎正崇ほか
いわゆる目尻切開術のみでは手術の効果が乏しいことが多い.瞼裂の水平方向/下方向への拡大,Mongolian slantの改善を目的とした外眼角形成術の手術適応,術式について述べた.下眼瞼下制術についてもtips,pitfallを紹介する.
表ハムラ法による下眼瞼形成術野本俊一
“私のハムラ法”について報告した.1995年にHamraが報告した,眼窩隔膜と眼窩脂肪を眼窩縁に再固定することで下眼瞼のしわやたるみを改善する,下眼瞼形成術の1つである.
裏ハムラ法による下眼瞼形成術赤嶺周亮ほか
裏ハムラ法は,baggy eyelid,tear trough deformityなど一般的な『クマ』に対して比較的若年者に対しては合併症のリスクが少なく,非常に有用な手法の1つである.本稿では裏ハムラ法の効果,具体的な手術手技について解説する.
耳介軟骨を使用した鼻中隔延長術新行内芳明
鼻中隔延長術は鼻尖の高さや向きを自由度高く調整できる手術で,延長軟骨として耳介軟骨,鼻中隔軟骨および肋軟骨が主に使用されている.耳介軟骨を使用した鼻中隔延長術について述べる.
鼻尖形成術
山本 豊
西洋の手術書に記載されている一般的な術式とは異なる『日本人受けする』クローズド法による鼻尖形成術の詳細について,症例を含めて供覧する.
鼻翼縮小術 Basic & Advance牧野陽二郎
鼻翼縮小術は鼻翼外側切除,鼻翼内側切除,およびその併用の3つの術式で成り立っている.鼻翼形態を考慮した術式の選択,手術デザインについて述べる.
口周囲
口角形成術の基本―非外科的治療と外科的治療―廣瀬雅史
口角形成術について,総合的に非外科的治療と外科的治療を合わせて基本から紹介する.患者の状態や要望をもとに,それぞれの適応や利点欠点を理解した上で施術方法を選択すべきである.
側面位を意識した人中短縮術前田 翔
人中短縮術においては正面位の長さだけではなく側面位からみた位置関係や形態を考慮し治療方法を選択することが重要である.
輪郭形成・フェイスリフト
脂肪吸引術による輪郭形成長野寛史
良好な治療結果を得るために重要と思われるSuperficial liposuctionを行うためのコツを示す.
Facial bone contouring surgery(FBCS)事始め山本崇弘
Facial bone contouring surgery(FBCS)を安全に満足度高く行うためには,的確な手術手技と安全面での配慮,自然で美しい顔面骨格を叶えるデザインの要点を抑えることが肝要である.
フェイスリフト牧野太郎
フェイスリフトを安全に行うためには解剖を熟知して,血行を温存した皮下剝離や顔面神経を温存しながら支持靭帯を切離するなど形成外科的手技を丁寧に行うことが重要である.

商品詳細

著者 朝日林太郎/編
出版社 全日本病院出版会
発刊年 2023年3月
ISBN 978-4-86519-395-4
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