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脳卒中を診るということ -症候と画像、機序から見た診療指針-

脳卒中を診るということ -症候と画像、機序から見た診療指針-

販売価格: 6,380円(税込)

商品詳細

症候と画像、機序から見た脳卒中診療の手引書

《目次》

総論 初診時の診察・検査と診断・治療の手引き

1 脳血管障害の五つの脳部位、五つの血管領域、五つの障害機序
2 脳卒中を疑う患者の迅速診断
3 脳卒中に絞り込む画像診断
4 脳卒中を除外する鑑別診断
5 脳卒中の障害機序別に診断と治療を進める
6 主幹動脈閉塞を中心とした急性期卒中の治療指針

各論 主訴を手掛かりに脳卒中を診る

1章 意識障害を診る;昏睡・混迷・傾眠・異常行動
1 意識障害の診察
2 病歴や問診情報による鑑別診断
3 高度な意識障害を示す脳血管障害
4 脳血管障害における傾眠、錯乱、意識変容
5 特殊な“昏睡様状態”
6 行動異常を示す脳血管障害

2章 痙攣、異常運動、運動失調を診る
1 脳卒中と高齢者てんかん
2 脳卒中とてんかん重積・非痙攣性てんかん重積
3 脳卒中後てんかんの画像所見と病態
4 脳アミロイド血管症と高齢者てんかん
5 脳卒中と異常運動(不随意運動)
6 脳卒中による運動失調

3章 麻痺・脱力を診る;片麻痺・単麻痺・対麻痺
1 運動麻痺の問診
2 運動麻痺の診察
3 運動麻痺のパターンと随伴症候
4 運動麻痺の脳部位、責任血管、卒中機序
5 運動麻痺とは異なる運動障害
6 運動麻痺があってDWI高信号がみられないとき

4章 頭痛・頚部痛を診る
1 くも膜下出血
2 可逆性脳血管攣縮症候群
3 可逆性後頭葉白質脳症
4 慢性硬膜下血腫
5 脳静脈洞血栓症
6 下垂体卒中
7 脳梗塞と片頭痛
8 椎骨動脈解離

5章 めまい・ふらつきを診る;回転性めまい、平衡障害、眼振、眼球運動障害
1 脳卒中によるめまいの問診と診察
2 めまいの随伴局所神経症候と頭痛をチェック
3 めまいのみか、蝸牛症状を伴うかをチェック
4 起立・歩行障害をチェック
5 眼位・眼球運動・眼振をチェック
6 良性発作性頭位めまい症をチェック
7 持続性知覚性姿勢誘発めまい
8 大脳病変によるめまい
9 その他のめまい

6章 しびれ・痛みを診る;感覚障害・疼痛
1 感覚障害の問診
2 感覚障害患者の診察
3 体性感覚性の機能解剖
4 脳卒中による感覚障害の実際

7章 話せない・理解できないを診る;失語・失行・失認
1 初療室や外来での評価
2 病棟での評価
3 失語類型別の脳卒中症例
4 失行・失認の分類と症例提示

8章 歩きにくい、立ち上がりにくい、転びやすいを診る;歩行障害・平衡障害・転倒
1 歩行障害の機序と病態
2 脳卒中による歩行障害
3 血管性パーキンソニズム
4 脳小血管病と高次脳歩行障害
5 Binswanger病と特発性正常圧水頭症による歩行障害

9章 喋りにくい・むせる・食べにくいを診る;構音・嚥下障害、表情筋麻痺
1 球麻痺、偽性球麻痺
2 顔面神経麻痺・表情筋麻痺
3 構音障害
4 嚥下障害

10章 急な物忘れ・意欲自発性の低下を診る;急性発症健忘・無為、血管性認知症
1 脳血管障害による急性発症健忘症候群
2 視床関連病変による急性発症健忘症候群
3 海馬関連病変その他による急性発症健忘症候群
4 血管性認知症
5 皮質下血管性認知症、Binswanger病
6 孤発性の脳アミロイド血管症関連認知障害
7 CADASIL、CARASIL、HDLS(CSF1R関連白質脳症)、Fabry病、その他の血管性認知症

商品詳細

著者 秋口一郎・山本康正
出版社 金芳堂
発刊年 2021年11月
ISBN 978-4-7653-1888-4
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