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パーキンソン病のDBS―術前評価,手術,術後のフォロー,その先へ

パーキンソン病のDBS―術前評価,手術,術後のフォロー,その先へ

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商品詳細

運動合併症をはじめとした,パーキンソン病の諸症状に劇的な効果をもたらす脳深部刺激術(DBS).パーキンソン病患者のQOLを向上させるための治療のひとつとして,DBSという選択ができるよう,基礎から実践まで系統的に解説した.パーキンソン病のDBS治療のすべてを網羅した決定版.

【目次】

イントロダクション〈下 泰司〉

I章 DBSの実際
  1.パーキンソン病に対するDBSの歴史〈梅村 淳〉
   1.運動障害疾患に対する機能的脳外科治療の萌芽
   2.定位脳手術法の発展
   3.破壊術からDBSへ
   4.手術法やデバイスの進歩
  [Column]楢林博太郎先生について

  2.パーキンソン病のDBS:これまでのエビデンス〈下 泰司〉
   1.薬物治療との比較におけるエビデンス
   2.ターゲットの違いによるエビデンス
   3.長期成績
   4.適切な導入時期について

  3.DBSの適応(視床下核,淡蒼球内節,視床,PSAそれぞれについて)〈大山彦光〉
   1.DBSの適応
   2.視床下核(subthalamic nucleus:STN)−DBSの適応
   3.淡蒼球内節(globus pallidus internus:GPi)−DBSの適応
   4.視床内側腹側核(Vim)・posterior subthalamic area(PSA)の適応
   5.適応評価の実際

  4.術前の認知機能,精神症状の評価〈伊藤賢伸〉
   1.問診
   2.認知機能評価
   3.精神症状の評価をどのように手術に生かすか

  5.他のdevice aided therapyとの使い分け〈波田野琢,大山彦光,西川典子,下 泰司,服部信孝〉
   1.進行期パーキンソン病の問題点
   2.経腸的L−ドパ持続治療法について
   3.経腸的L−ドパ持続治療法の問題点と脳深部刺激療法との比較
   4.脳深部刺激療法と経腸的L−ドパ持続治療法との併用

  6.DBSデバイスの選択〈梅村 淳〉

  7.DBS手術手技〈梅村 淳〉
   1.DBS手術の実際
  [Column]マルチトラック法について
   2.手術合併症とその対応
   3.IPG交換手術について

  8.看護ケアのポイント〈小尻智子〉
   1.術前における看護
   2.DBS療法の周手術期における看護
   3.退院後の看護
   4.DBS療法における多職種連携

  9.様々な刺激方法〈梅村 淳〉
   1.単極刺激と双極刺激
   2.刺激パラメーターについて
   3.複数コンタクトを用いた刺激方法
  [Column]複数コンタクトを使用した刺激の実際
   4.Directional stimulation
  [Column]VTAの可視化について
   5.Adaptive DBS

  10.刺激開始方法,刺激調整方法〈加茂 晃,下 泰司〉
   1.刺激導入のタイミング
   2.刺激導入時のスクリーニング
   3.刺激開始
   4.中長期の刺激調整

  11.術後の精神症状についての注意点〈伊藤賢伸〉
   1.DBSに伴う精神症状
   2.対処・治療

  12.術後の薬物調整について〈下 泰司〉
   1.なぜSTN−DBSのみが抗パーキンソン薬の減量が可能であるのか
   2.STN−DBS後における薬物調整
   3.薬剤減量のスピードについて
   4.中長期的な薬剤調整
   5.どのぐらい薬剤を減量できるか

  13.術後のリハビリテーション〈佐藤和命,伊澤奈々〉
   1.PDに対する理学療法
   2.PDのDBS後のリハビリテーション
   3.当院におけるDBS周術期リハビリテーション
   4.DBS周術期のリハビリテーションにおける注意点

  14.術後トラブルシューティング〈大山彦光〉
   1.DBS患者に起こりうるトラブル
   2.トラブルシューティングの手順
   3.トラブルシューティング時の刺激最適化のポイント

  15.その他の運動障害疾患に対するDBS:振戦,ジストニア〈岩室宏一〉
   1.振戦
   2.ジストニア

  16.Case Study
  [Case 1.]運動合併症にSTN‒DBSが有効であった症例〈城 崇之〉
   1.症例
   2.考察
  [Case 2.]典型的GPi‒DBSの症例〈中村亮太〉
   1.症例
  [Case 3.]STN‒DBS導入後の難治性diphasic dyskinesiaと刺激誘発性dyskinesiaに対してGPi‒DBSの追加が奏効した症例〈関本智子,大山彦光〉
   1.症例
   2.考察
   3.結論
  [Case 4.]Device‒aided therapy導入の適応選択:DBSかLCIGか?〈佐々木芙悠子〉
   1.症例1
   2.症例2
   3.考察
  [Case 5.]Directional stimulationを用いたGPi-DBSにより良好な不随意運動コントロールが得られたGNAO1関連運動障害の17歳女性例〈小川 崇,山下由莉,下 泰司〉
   1.背景
   2.症例
   3.考察

II章 DBSの基礎と発展性
  1.パーキンソン病の病態生理学〈岩室宏一〉
   1.大脳基底核の生理
   2.パーキンソン病の病態生理
   3.各症状の発現機序

  2.脳深部刺激療法の効果発現機序〈中島明日香,下 泰司〉
   1.基底核運動回路の基本的な構造と機能
   2.パーキンソン症状の病態生理
   3.DBSの作用機序
   4.DBS効果の動態
   5.Adaptive DBS

  3.精神疾患に対する応用と現状〈中島明日香,下 泰司〉
   1.強迫性障害に対するDBS
   2.うつ病に対するDBS
   3.トゥレット症候群に対するDBS
   4.精神疾患に対するDBSの効果作用機序

  4.その他の疾患に対するDBSの可能性〈岩室宏一〉
   1.てんかん
   2.アルツハイマー病
   3.疼痛
   4.耳鳴
   5.その他

索引

商品詳細

著者 服部信孝 監修
出版社 中外医学社
発刊年 2021年06月
ISBN 978-4-498-32868-6
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