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脳・脊髄の画像診断 “鑑別診断力”を磨く厳選22題

脳・脊髄の画像診断 “鑑別診断力”を磨く厳選22題

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商品詳細

脳神経外科速報の人気連載が待望の書籍化!

神経放射線カンファレンスで取り上げられた診断に苦慮する症例、珍しい症例、common diseaseであるが興味深い画像を呈する症例22題を厳選。部位別、難易度別に「画像問題」が構成されており、研修医や専門医試験前後の神経内科医・脳外科医・放射線科医に最適。
 
【目次】
・推薦のことば
・監修のことば
・序文
・執筆者一覧



【1章 大脳白質を含む病変】
◆1 皮質直下の拡散強調画像高信号
・パソコンが使えなくなり退職した62歳男性

・Coffee Break (1) Window調節の重要性

◆2 亜急性に拡大する両側白質病変
・腎移植後に多彩な巣症状を呈した59歳女性

◆3 後方優位の白質病変および血管狭窄
・突然の頭痛,痙攣をきたした40歳女性

・Coffee Break (2) ASLの標識エラー

◆4 年単位で持続する大脳白質の拡散強調画像高信号
・症例1:母と同様に若年性認知症を呈した52歳女性
・症例2:24歳時から運動・認知機能障害が進行した男性

◆5 右大脳半球から脳梁膨大部に及ぶ広範囲な病変
・左同名半盲にて発症した77歳男性

・Coffee Break (3) 微弱な増強効果の検出に造影FLAIR

◆6 大脳白質・線条体に相次いで出現する拡散低下
・急に工事現場の作業ができなくなった68歳男性

・Coffee Break (4) 拡散強調画像高信号に要注意!



【2章 大脳基底核を含む病変】
◆1 片側基底核のT1強調画像高信号
・右手足が勝手に動きはじめた80歳女性

・Coffee Break (5) MRI conditional

◆2 基底核における左右対称の浮腫性病変
・透析後に急に動けなくなった71歳男性

◆3 基底核におけるT1強調画像の顆粒状高信号
・肺腺癌治療中に種々の神経症状を呈した64歳女性

◆4 基底核および側脳室三角部の病変
・急速にADL低下をきたした68歳女性

・Coffee Break (6) MRI用Gd造影剤の副作用について最新のトピックス

◆5 脳実質・脳表におけるT2*強調画像低信号
・軽度の認知機能障害と歩行失調を呈する68歳女性



【3章 脳幹を含む病変】
◆1 亜急性に経過した基底核および脳幹部病変
・頭痛,ふらつきを訴えた40歳男性

・Coffee Break (7) MR spectroscopy

◆2 中脳黒質におけるT1強調画像高信号
・発熱・意識障害・四肢麻痺を呈した78歳女性

◆3 脳室周囲および延髄背側の病変
・心因性障害と考えられていた39歳女性



【4章 脊髄・その他の病変】
◆1 変形性頚椎症を伴い徐々に増大する上位脊髄病変
・四肢不全麻痺を呈した70歳男性

◆2 圧迫骨折を伴う下位脊髄病変
・両下肢の筋力低下で発症した80歳女性

・Coffee Break (8) ASLのアーチファクト

◆3 側脳室三角部付近の占拠性病変
・進行する感覚性失語で発症した38歳男性

◆4 眼窩内占拠性病変
・亜急性に視力低下をきたした70歳男性



【5章 脳血管障害を示唆する病変】
◆1 脳表近傍におけるT2*強調画像低信号
・右手の使いにくさを主訴に受診し,突然意識消失した38歳男性

・Coffee Break (9) GRE法・FSE法

◆2 大脳半球に多発するT2*強調画像の点状低信号
・胸腔洗浄中に左片麻痺をきたした74歳男性

・Coffee Break (10) Saturation pulseによるフロー・アーチファクトの軽減

◆3 右側頭葉から島回における病変
・徐々に意識障害が進行した48歳女性

◆4 両側大脳半球に散在するT2*強調画像低信号
・転倒後,意識障害を呈した78歳女性



・参考図書・Webサイト
・索引
・むすびにかえて

商品詳細

著者 原田 雅史 監修
出版社 メディカ出版
発刊年 2016年04月
ISBN 978-4-8404-5789-7
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