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しみじみわかる血栓止血 Vol.1 DIC・血液凝固検査編

しみじみわかる血栓止血 Vol.1 DIC・血液凝固検査編

販売価格: 4,180円(税込)

商品詳細

人気ブログがついに書籍化!

血栓止血関連領域の情報をわかりやすく解説する人気ブログ「金沢大学 血液内科・呼吸器内科/血液・呼吸器内科のお役立ち情報」が多くの読者の声に応え待望の書籍化! 「寝ころびながらでも読めて、血栓止血学がしみじみ分かる」をモットーに、vol.1の本書ではDICと血液凝固検査の基本を丁寧に解説します。血栓止血領域の臨床について知りたい方に最適な一冊です。

【目次】

1 章 血栓止血の基礎と臨床(血管内皮の役割)
 1 血栓止血の生理と病態
 2 血小板と凝固因子
 3 止血・血栓の機序
 4 血管内皮
 5 トロンボモジュリン
 6 トロンボモジュリン分布と血中濃度
 7 アンチトロンビンとTFPI
 8 プロスタサイクリン&一酸化窒素
 9 血管内皮の抗血栓性物質と線溶
 10 線溶とt-PA &プラスミノゲン
 11 強力な止血機序と血栓症

2 章 血液凝固検査(基本)
 1 組織因子と異物
 2 凝固カスケード(PT & APTT)
 3 凝固カスケード(検査室&生体内)
 4 プロトロンビン時間(PT-INR)
 5 ビタミンK 依存性凝固因子
 6 ビタミンK 依存性凝固因子の覚え方
 7 PT-INR とワルファリン
 8 PT-INR とPIVKA-II
 9 ビタミンK 欠乏症の原因
 10 電撃性紫斑病とワルファリン
 11 APTT の延長
 12 APTT 延長の解釈
 13 クロスミキシング試験(混合試験)
 14 出血時間、血小板凝集能
 15 抗リン脂質抗体症候群の血液検査
 16 ループスアンチコアグラント
 17 ループスアンチコアグラント検査の必要性
 18 FDP & D- ダイマーとは
 19 FDP とD- ダイマーの違い
 20 D- ダイマーと血栓症
 21 アンチトロンビン

3 章 播種性血管内凝固症候群(DIC)
A DIC 総論
 1 概念
 2 病態と疫学
 3 凝固・線溶活性化
 4 基礎疾患
 5 発症機序
 6 二大症状
 7 予後
 8 出血症状の理由
 9 臓器症状の理由

B DIC の病型分類
 1 DIC の本態とTAT & PIC
 2 TAT & PIC とは?
 3 基礎疾患ごとのTAT & PIC の変動
 4 線溶阻止因子PAI の役割
 5 基礎疾患ごとのPAI の変動
 6 DIC の病型分類
 7 DIC 病型分類の利点
 8 DIC 病型分類の問題点
 9 急性前骨髄球性白血病、アネキシンIIとATRA
 10 DIC の多様性:急性・慢性・(非)代償性、準備状態・(非)顕性・(非)炎症性

C DIC モデルの比較
 1 DIC モデルへ
 2 DIC モデルの比較
 3 LPS 誘発DIC モデル
 4 組織因子(TF)誘発DIC モデル
 5 臓器障害の比較
 6 腎糸球体フィブリン沈着
 7 出血症状(血尿)
 8 病型分類(動物モデルとの対比)
 9 病態の共通点と相違点

D DIC 診断におけるFDP & D- ダイマーと限界
 1 FDP とD- ダイマー
 2 診断基準とFDP & D- ダイマー
 3 基礎疾患とFDP
 4 基礎疾患とFDP & D- ダイマー
 5 多臓器不全の有無とFDP
 6 TAT とPIC の相関
 7 線溶活性化と臓器障害
 8 FDP(D- ダイマー)低値の意味
 9 FDP(D- ダイマー)低値の別の意味
 10 FDP(D- ダイマー)の上昇しない意義
 11 DIC 診断でFDP(D- ダイマー)のみの限界

E DIC 診断基準
 1 DIC 診断基準の比較(旧厚生省、ISTH、急性期)
 2 旧厚生省DIC 診断基準の特徴
 3 旧厚生省DIC 診断基準の問題点
 4 DIC 診断基準と本態
 5 DIC 診断基準に足りなかったもの
 6 急性期DIC 診断基準とは:救急領域
 7 日本血栓止血学会DIC 診断基準暫定案

F 線溶活性化の意義をしみじみ理解するために
 1 DIC における線溶活性化の意義
 2 ラットDIC モデルに対する抗線溶療法
 3 DIC モデルの血尿と抗線溶療法:トランサミン
 4 DIC モデル:D- ダイマーとトランサミン
 5 腎糸球体フィブリン沈着:DIC モデルとトランサミン
 6 DIC に対するトランサミン投与と肝腎障害
 7 DIC モデルへのトランサミン投与と死亡率
 8 DIC モデルに対する線溶療法

G DIC の治療戦略
 1 DIC の治療(治療法別):種類
 2 基礎疾患の治療
 3 抗凝固療法/ ヘパリン/ アンチトロンビン
 4 合成プロテアーゼインヒビター
 5 遺伝子組換えトロンボモジュリン製剤
 6 補充療法
 7 抗線溶療法
 8 免疫グロブリン製剤
 9 急性白血病(APL 以外)
 10 急性前骨髄球性白血病(APL)
 11 敗血症
 12 固形癌

H DIC 治療薬
 1 トロンボモジュリン製剤(リコモジュリン)
 2 ヘパリン類
 3 メシル酸ナファモスタット(フサン)
 4 トラネキサム酸(トランサミン)

I DIC とアンチトロンビン
 1 APL と敗血症
 2 敗血症におけるTAT とAT との相関
 3 敗血症におけるアルブミンとAT との相関
 4 アルブミンとの相関/ AT 製剤
 5 アルブミンとの相関/産科
 6 アルブミンとの相関/急性白血病
 7 AT 活性の低下
 8 AT 活性低下の機序
 9 AT 活性低下と予後
 10 AT、プロテインC & S
 11 AT 活性の意義

さくいん

商品詳細

著者 朝倉 英策 著
出版社 中外医学社
発刊年 2014年10月
ISBN 978-4-498-12586-5
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