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パーキンソン病とともに楽しく生きる

パーキンソン病とともに楽しく生きる

販売価格: 3,300円(税込)

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商品詳細

「パーキンソン病は決して深刻な病気ではありません.これまで通りの生活を続ければよいのです.」 約50年にわたって診療に打ちこんできたパーキンソン病学の泰斗が,患者さんに向けてこの病気との付き合い方をわかりやすく説く.なぜこんな病気にかかるんですか? 旅行は出来ますか? 薬は数年で効かなくなるのでは? この本で,そんな数々の疑問も氷解.「まずは病気をよく知ることです.あとは,明るく楽しく過ごしましょう!」

目 次


第1章 パーキンソン病とは
1.水野美邦先生の診察室
2.講演会でよく受ける質問
3.パーキンソン病の症状
4.パーキンソン病の重症度,予後

第2章 パーキンソン病の原因
1.パーキンソン病ではどこが悪くてこうなるのでしょうか?
2.黒質が障害されるとどうなるのでしょうか?

第3章 パーキンソン病の治療に使用される薬物とその副作用
1.L―ドーパ製剤
2.ドパミンアゴニスト
3.モノアミン酸化酵素B(MAOB)阻害薬
4.カテコール―O―メチル転移酵素(COMT)阻害薬
5.ゾニサミド
6.アデノシンA2A受容体遮断薬
7.アマンタジン
8.抗コリン薬
9.ドロキシドパ(ドプスR)

第4章 将来の治療
1.細胞治療
2.遺伝子治療
3.神経細胞保護療法
4.免疫療法
5.RNA干渉

第5章 治療の実際
1.初期の患者さんの治療の進め方
2.初期に使われる薬物
3.ドパミンアゴニストの使用
4.L―ドーパの使用
5.初期の処方の実例
6.初期の治療でよくなったら
7.初期の処方で十分にはよくならない場合
8.最初の治療でよくならない場合―他の薬物の追加―
9.L―ドーパに対する患者さんの反応の変化
10.ウェアリングオフの臨床症状
11.ウェアリングオフの対処法
12.ノーオン・ディレイドオン
13.オフ時のジストニア
14.オフ時の非運動症状
15.オン時のジスキネジア
16.ダイフェイジックジスキネジア
17.オン時のジストニア

第6章 治療の経過中起きるかもしれない諸問題
1.L―ドーパ製剤の効果が減弱
2.すくみ足,小走り歩行
3.ふらつき
4.転倒
5.姿勢異常,腰折れ,ピサ症候群,首下がり
6.骨折
7.肺炎
8.イレウス
9.悪性症候群
第7章 パーキンソン病の非運動症状
1.食欲低下,吐き気,嘔吐
2.便秘
3.頻尿
4.性機能障害
5.動悸,胸苦しさ
6.むくみ
7.低血圧
8.起立性低血圧
9.食餌性低血圧
10.発汗異常
11.流涎
12.アレルギー症状
13.痛み,しびれ
14.嗅覚低下
15.不眠
16.ムズムズ脚症候群
17.レム睡眠行動異常
18.日中過度の眠気・突然の眠り込み
19.不安状態
20.うつ状態
21.アパシー
22.アネドニア
23.疲労
24.幻覚
25.妄想
26.興奮・乱暴行為
27.衝動調節障害とドパミン調節障害
28.性衝動の亢進
29.賭博癖の亢進
30.病的な買い物
31.大食い
32.薬の濫用
33.プンディング(Punding)
34.認知症
35.レビー小体型認知症

第8章 検査所見
1.脳MRI
2. 心筋シンチグラフィー
3. 脳の超音波検査
4. 脳血流検査

第9章 日常生活はどのように送ったらよいでしょうか?
1.運動は必要でしょうか?
2.睡眠は?
3.食事は? 体重は?
4.家事は? 仕事は? 労働は?
5.サークル活動などは?
6.ダンス
7.旅行は? 海外旅行は?
8.生活の質の改善
9.パーキンソン病の方が受けられる保険
10.配偶者の心得,家族の心得
第10章 パーキンソン病についてもっと知りたい方へ
1.パーキンソン病の歴史
2.パーキンソン病の患者さんは
        どのくらいおられるのでしょうか?
3.パーキンソン病の発症機序
第11章 家族性パーキンソン病(遺伝性パーキンソン病)
1.PARK1
2.PARK2
3.PARK3
4.PARK4
5.PARK5
6.PARK6
7.PARK7
8.PARK8
9.PARK9
10.PARK10
11.PARK11
12.PARK12
13.PARK13
14.PARK14
15.PARK15
16.PARK16
17.PARK17
18.PARK18
19.ペリー症候群
20.ゴーシェ病
第12章 二次性パーキンソニズム
1.多系統萎縮症
2.進行性核上性麻痺
3.大脳皮質基底核変性症
第13章 症候性パーキンソニズム
1.血管障害性パーキンソニズム
2.正常圧水頭症
3.薬物性パーキンソニズム
4.中毒性パーキンソニズム
5.感染性パーキンソニズム
6.脳腫瘍
7.頭部外傷

おわりに

付図1 黒質はどこにあるのでしょう?
付図2 パーキンソン病の黒質,右上と右下は正常対照
付図3 黒質と線条体の関係
付図4 抗パーキンソン病薬写真

索引

商品詳細

著者 水野 美邦
出版社 中外医学社
発刊年 2013年12月
ISBN 978-4-498-22810-8
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