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脳卒中最前線(第4版 )急性期の診断からリハビリテーションまで

脳卒中最前線(第4版 )急性期の診断からリハビリテーションまで

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商品詳細

●全103項目の内容を全面的に見直した改訂第4版!

【目次】

I 脳卒中治療の流れ
 脳卒中治療の流れ
  脳卒中治療の流れ(福井圀彦・藤田 勉・宮坂元麿)
  脳卒中ケアユニット(光増 智・石合純夫)
  回復期リハビリテーション病棟(片井 聡)
  脳卒中リハビリテーションにかかわる人々とその役割(宮坂元麿)
II 脳卒中の診断と治療
 急性期に何をすべきか
  1 Brain attackの超急性期にどこまで治せるか(田畑賢一)
  2 昏睡患者を診たとき,まず何から始めればよいか(田畑賢一)
  3 脳卒中の画像診断はどのように進めるか(田畑賢一)
  4 意識障害のない脳卒中は軽症といえるか(宮坂元麿)
  5 急性期の全身管理はどうするか(宮坂元麿)
  6 急性期にとくに注意すべき合併症は(鳥養省三)
  7 内科的治療はどう進めるか(宮坂元麿)
  8 血栓溶解療法の実際(田畑賢一)
  9 急性期に手術が必要な脳卒中(伊藤梅男)
  10 急性期にしてはいけないことは(宮坂元麿)
  11 脳卒中急性期リハビリテーションの進め方(森泉茂宏・石合純夫)
 運動・感覚
  12 脳卒中の麻痺の特徴は(宮坂元麿)
  13 脳卒中片麻痺の評価法は(金井敏男)
  14 脳卒中片麻痺は回復するのか(原 行弘)
  15 脳卒中片麻痺回復の手段と根拠は(金井敏男)
  16 筋トーヌスの異常とその対策(田幸健司・松山 徹)
  17 関節拘縮の予防とROM訓練(山田雪雄)
  18 体軸傾斜症候群とは──いわゆるpusher症候群を中心として(福井圀彦)
  19 歩行訓練はいつから進めるか──杖・歩行補助具の使用は(松山 徹)
  20 歩行分析とは(高見正利)
  21 反張膝・内反尖足・槌趾などをきたさないためには(島野晃雄)
  22 内反尖足があるのだが──手術とブレースの適応(前田道宣)
  23 短下肢装具の使い分けは(中村信幸)
  24 内反尖足・槌趾など足の変形に対する手術は(前田道宣)
  25 転倒の予防対策(田丸冬彦)
  26 歩行をあきらめるのはどんなときか(田丸冬彦・金井敏男)
  27 上肢訓練の目的と実際──その特異性は(坂口辰伸)
  28 上肢に対する神経生理学的アプローチ──CI療法(坂口辰伸)
  29 上肢の協調性・巧緻性を妨げる因子は,また上肢の機能回復の予測は(花岡寿満子)
  30 よくみられる手の拘縮と変形(福井圀彦・前田道宣)
  31 利き手交換とその意義(花岡寿満子)
  32 片手で日常生活ができるか──ADL訓練の実際(望月秀郎)
  33 「できるADL」,「しているADL」,「するADL」(藤井忠重・小林俊夫)
  34 麻痺肢の回復にこだわって,片手動作訓練や利き手交換を拒否しているがどうするか(福井圀彦)
  35 失調を呈する脳卒中は──失調に対するリハはどうするか(宮坂元麿・金井敏男・花岡寿満子)
  36 脳卒中にみられる不随意運動は(田幸健司)
  37 脳卒中にみられる感覚障害は──感覚障害に対するリハはどうするか(山田雪雄・花岡寿満子)
 意識障害
  38 意識障害とは(田丸冬彦)
  39 通過症候群と意識障害の関係(田中恒孝)
  40 軽い意識障害の評価と対策(田中恒孝)
 高次脳機能障害・精神障害
  41 失語症と構音障害の違いは(牧下英夫)
  42 失語症はどのように検査するのか(遠藤邦彦)
  43 失語症患者には知能障害があるのか(平林 一)
  44 言語治療はどのように行うか(中村 淳)
  45 非アルツハイマー型認知症と失語(福井俊哉)
  46 失語症はよくなるか(遠藤邦彦)
  47 ほとんど言語機能を失った患者にはどのように接したらよいか(遠藤邦彦)
  48 communication ADL(平林順子)
  49 記憶障害とそのリハビリテーション(平林 一)
  50 眼はなんともないのに物を見誤る──失認とは(遠藤邦彦)
  51 左に注意が向かない,何が考えられるか──半側空間無視とその対策(石合純夫)
  52 右片麻痺があり,左手で歯ブラシが使えない──失行症とその対策(遠藤邦彦)
  53 重度の左片麻痺があるのに左手足は動くという──病態失認とその対策(坂爪一幸)
  54 右半球症候とは(田丸冬彦)
  55 自立を妨げる精神機能障害は──感情・意欲・注意障害など(坂爪一幸)
  56 脳卒中に伴う,うつの特徴は(田中恒孝)
  57 脳卒中後の疲労(坂爪一幸)
  58 血管性認知症の特徴は(田中恒孝)
  59 認知症患者に対するアプローチの工夫(鎌田ケイ子)
  60 認知症のリハビリテーション(福井俊哉)
 多発脳梗塞症候群
  61 多発脳梗塞症候群とは(宮坂元麿)
  62 多発脳梗塞症候群で生じる麻痺性構音障害のしゃべり方の特徴──構音失行との違いは(遠藤邦彦)
  63 嚥下障害の評価と対策(牧下英夫)
  64 脳血管性パーキンソニズムの特徴は(丸山哲弘)
  65 両側片麻痺の理学療法はどうしたらよいか(栗木淳子)
 その他/眼症状
  66 眼症状が教えてくれるものは(宮坂元麿)
  67 半盲の病巣と対策(江本博文・清澤源弘)
  68 複視の対策(江本博文・清澤源弘)
 その他/めまい
  69 めまい──神経内科の立場から(田丸冬彦)
  70 めまい──神経耳科の立場から(八木昌人)
 その他/疼痛
  71 肩の痛みとその対策は(丹澤章八)
  72 上肢痛・肩手症候群の対策は(中村信幸)
  73 腰痛・膝痛の対策は(島野晃雄)
  74 異所性骨化──その予防と対策(中村信幸)
 その他/痙攣
  75 脳卒中にみられる痙攣とその対策(大木弘行)
 その他/排尿・排便障害
  76 急性期の尿路管理はどうするのか(福井準之助)
  77 尿失禁が続くときはどうするか──尿・便失禁とその対策(福井準之助)
  78 夜間頻回に尿意を訴えるが,何が考えられるか(福井準之助)
 その他/褥瘡
  79 褥瘡の対策と予防(近藤恵子)
 その他/性生活
  80 脳卒中患者の退院後の性生活(福井準之助)
 その他/歯科
  81 歯科・口腔衛生の問題点(小泉真一)
 活動(activity)と参加(participation)へのアプローチ
  82 訓練治療後,片麻痺を残した──どのように職業復帰すべきか(山田恵美子)
  83 杖歩行,ADLが自立した──家庭での工夫は(小野千恵)
  84 歩行が完全に自立しない──どのような移動方法があるか(丸山陽一)
  85 座位がとれる──家庭に帰る準備は(丸山朋子)
 脳卒中の病態と診断:どこまでわかるか
  86 X線CTでどこまでわかるか(田畑賢一)
  87 MRでどこまでわかるか──脳血管障害のMRI(五十嵐博中・渡邉正人)
  88 脳血流測定(SPECT)でどこまでわかるか(田畑賢一)
  89 脳波・誘発電位で何がわかるか(林 良一)
  90 脳卒中のリスクファクターと主たる合併症(藤田 勉・大和眞史・鳥養省三・出浦照国・小林俊夫・福井準之助)
 脳卒中の治療:どこまで治せるようになったか
  91 脳梗塞の治療の進歩は(田畑賢一)
  92 脳出血の治療の進歩は──脳出血の外科治療(富田博樹)
  93 くも膜下出血の治療の進歩は──脳血管内手術について(戸根 修)
  94 脳卒中慢性期の血圧管理はどうすべきか(宮坂元麿)
  95 脳卒中の再発予防はどうすべきか(宮坂元麿)
  96 抗凝血療法の適応と方法──脳塞栓の一次予防を中心に(大和眞史)
  97 抗血小板療法の適応(鳥養省三)
  98 古くて新しい治療法──温泉療法(藤田 勉)
  99 古くて新しい治療法──物理療法(福井圀彦)
  100 古くて新しい治療法──漢方・鍼(泉 從道)
III 脳卒中治療のゴールとその後にくるもの
 101 身体障害者手帳の申請はどうすればよいか(深瀬文啓)
 102 介護保険制度について(芹沢弘子)
 103 介護保険制度の問題点──見直しの動向と課題(近藤克則)

 使用頻度の高いリハビリテーション用語(福井圀彦)

 索引

コラム目次
 ・JSS(Japan Stroke Scale)
 ・EBMと仮説
 ・胸部ではなく上腹部を圧迫,1人でも可能な心肺蘇生法を考案
 ・右脳の脳卒中は見過ごされやすい
 ・中枢神経系は「再生」できる
 ・インクレチン関連薬DPP4阻害薬とインスリン抵抗性
 ・t─PA療法適用可能な年齢と発作後経過時間を再検討
 ・親の癌生存傾向は子にも遺伝
 ・癌幹細胞(cancer stem cell)とは?
 ・単関節炎患者はRAを発症しにくい
 ・午睡が記憶の強化を加速──脳の遂行能力が向上
 ・線状体にT1高信号域を呈するhemiballism
 ・老化とRLS(restless legs syndrome,下肢静止不能症候群──むずむず足症候群)
 ・男性のアルコール依存症の原因は遺伝子に
 ・一過性全健忘の機序
 ・動作の巧緻性の獲得
 ・アルツハイマー病の兆候
 ・記憶とコルチゾール
 ・脳梗塞早期の音楽療法で認知・記憶能力が改善
 ・結晶化知能と流動化知能
 ・コーヒーの癌死抑制効果を示唆
 ・CARASIL
 ・長寿とテロメア(telomere)と幹細胞
 ・強制笑い・泣き(forced laughing and crying)
 ・HDLコレステロールも質が問題
 ・加齢性黄斑変性
 ・テストステロン値と男性の死亡との間に逆相関関係
 ・スタチン薬とフィブラート薬の抗老化作用
 ・最近注目を集めている超悪玉コレステロールとは small dense LDL
 ・LDL─Cが低くても安心ならず
 ・死亡率高い胸痛のない心筋梗塞
 ・高齢者の認知機能──若年期の知能よりむしろ老後の白質病変が影響

商品詳細

著者 福井圀彦・藤田勉・宮坂元麿
出版社 医歯薬出版
発刊年 2009年09月
ISBN 978-4-263-21336-0
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