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脳神経外科手術のトラブルシューティング リスクの克服《NS NOW 18》

脳神経外科手術のトラブルシューティング リスクの克服《NS NOW 18》

販売価格: 11,000円(税込)

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商品詳細

脳神経外科手術で起きうる「ヒヤリ・ハット」とその対応を伝授

手術には二つとして同じ手術はなく,大小のトラブルや「ヒヤリ・ハット」がしばしば起こりうる。危険の予知と多様な対応が脳神経外科医には望まれるが,すべてのことを教科書やカンファレンスで学ぶことはできない。本書では著者らの豊富なキャリアにおいて経験された「ヒヤリ・ハット」とその対応を伝授する。明日からの手術に即役立つ内容となっている。

I 医療安全学
リスクマネージメント−術前後での説明と合併症発生時の対応 小林浩之,宝金清博
 アウトライン
 リスクマネージメントの概略
    社会背景
    脳神経外科診療はハイリスクか
    用語の定義
 インフォームド・コンセント
    説明義務
    ICの方法論
    ICには雛型を用意する(無視できない必須項目)
 事故後の対応
    発生時直ちに行うべきこと
    状況が安定してから行うこと
    院内報告
    対外的報告
    その他の報告基準

リスクマネージメント−小児と成人の違い 荒木 尚
 アウトライン
 意思をだれが決めていくのか
 小児診療におけるリスクマネ-ジメント
 患者・家族の参加と医療安全
    小児科領域における患者・家族参加
 小児脳死下臓器提供時における意思決定
 まとめ

学習曲線と失敗学について 手取屋岳夫
 アウトライン
 失敗学とは?
 失敗のほとんどは防ぐことができる
 失敗は伝わらない
 失敗を自分自身のこととして考える
 個の失敗よりも組織の失敗
 徹底した現場主義(現地・現物・現人主義)による失敗学的振り返りによって失敗を科学的に分析する
 医療のための失敗学
 外科医のための失敗学の実践

II 構造別のトラブルシューティング
動脈の損傷 勝野 亮,谷川緑野
 アウトライン
 動脈の損傷部位の確認
 動脈の損傷原因別の対処方法
 血管形成の方法
   直接縫合
   端々吻合ならびに端側吻合
   パッチグラフト
   Free vessel graft
 血管形成後の遮断解除の方法
 動脈修復の評価
 おわりに

静脈の損傷−合併症の予防と対処 中瀬裕之,本山 靖
 アウトライン
 術前の静脈解剖の評価とアプローチの選択
    評価
    アプローチ
 脳静脈温存のテクニック
 安全な脳静脈切断
 脳静脈損傷後の対処

脳の腫れ−術中および術後の対応 丸山啓介,塩川芳昭
 アウトライン
 理論的背景
 術前の対応
 術中の対応
    硬膜開放早期の髄液排除
    出血・血腫の対処
    減圧開頭
 術後の対応
    血圧管理など
 おわりに

脳神経の損傷−術中および術後の対応 森田明夫
 アウトライン
 嗅神経(I)の損傷
 視神経(II)の損傷
 動眼神経・滑車神経・外転神経の損傷
    動眼神経(III)
    滑車神経(IV)
    外転神経(VI)
 三叉神経(V)の損傷
 顔面神経(VII)の損傷
 蝸牛・前庭神経(VIII)の損傷
 舌咽神経・迷走神経・副神経(IX〜XI)の損傷
 舌下神経(XII)の損傷
 まとめ

脳脊髄液漏の予防と対応 西澤 茂
 アウトライン
 テント上の開頭
 後頭下開頭
 前頭洞開放
 経蝶形骨洞手術
 Combined petrosal approach
 Dolenc approach
 聴神経腫瘍の手術
 脳脊髄液漏防止の重要なコンセプトとは

III 術式別のトラブルシューティング
血管内治療 大石英則
 アウトライン
 術者・助手・コメディカルの心がけとデバイス準備
 イントロデューサーシース留置
 ガイディングカテーテル留置
 マイクロカテーテル・バルーンカテーテル誘導
 術中破裂
 血栓塞栓症
 コイル離脱不可
 アンラベリング
 離脱コイルの迷入
 頭蓋内ステント留置のトラブル
 止血
 まとめ

脳動脈瘤クリッピング術 菊田健一郎
 アウトライン
 術前検討が不十分なために生ずるトラブル
    症例1:露出および周囲の穿通枝からの剥離が大変であった小型未破裂中大脳動脈瘤
    症例2:予想外にクリップが難しかった未破裂内頚動脈眼動脈分岐部動脈瘤
    症例3:術中破裂した非典型内頚動脈後交通動脈分岐部動脈瘤
    症例4:術中ネック近傍が裂けてしまった前交通動脈瘤
    症例5:誤って術中に前大脳動脈分枝を焼灼してしまった再発前交通動脈瘤
 最後に

脳腫瘍切除 竹村 直,櫻田 香,嘉山孝正
 アウトライン
 手術手技
    術前画像診断
    体位,開頭
    腫瘍摘出準備〜正常脳に可動性をもたせワーキンングスペースを確保する
    腫瘍摘出〜徹底したdevascularizationを
    腫瘍の剥離〜少しずつ全周性に
    腫瘍と脳神経の剥離〜脳神経の全長を確認し,脳神経の近くでは凝固を控える
    腫瘍と血管の剥離〜血管の全長を常に確認する
 コメント

血管吻合術−STA-M2/3バイパスにおけるトラブルシューティング 中島英樹
 アウトライン
 手術手技
    術前準備
    手術手技

頭蓋底手術 吉田一成
 アウトライン
 手術手技
    術前準備
    手術手技
 合併症
    髄液漏
    感染症
    神経・血管損傷
 おわりに

経蝶形骨洞手術 池田秀敏
 アウトライン
 体位アプローチの要点
 腫瘍摘出時の要点
    腫瘍血管豊富な腫瘍の摘出処理の仕方
    落下したdiaphragmaの処理法のひと工夫
    偽腫瘍被膜のみつけ方のコツ
 鞍底部閉鎖の工夫
 結語

脊椎手術 下川宣幸
 アウトライン
 術前の画像診断におけるピットフォール
 挿管時の神経根・脊髄損傷
 腹臥位の眼球圧迫
 体位変換時の注意点
 脊椎高位の術中確認
 頚椎手術におけるC5麻痺を含む術後神経根障害
 頚椎前方手術時の食道損傷
 頚椎前方手術時の反回神経損傷
 脊椎手術時の硬膜損傷・髄液漏
 最後に

脊髄手術 高見俊宏,大畑建治
 アウトライン
 脊髄腫瘍(髄外)
    手術方針
    神経モニタリング
    神経鞘腫(末梢神経原性腫瘍)
    髄膜腫
    ダンベル型腫瘍
 脊髄腫瘍(髄内)
    手術方針
    手術体位
    神経モニタリング
    手術到達法の選択
    後正中溝の開放
    腫瘍の剥離操作
    脊髄上衣腫の手術における最後の難関
    軟膜縫合と硬膜閉鎖
 脊髄動静脈奇形
    手術方針
    手術適応
    術中支援

商品詳細

著者 大畑 建治【編集】
出版社 メジカルビュー社
発刊年 2012年03月
ISBN 978-4-7583-1197-7
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